去年はほとんどデニムを穿きませんでした。デニムを穿くのが年寄りくさい!と突然思うようになったからです。
古いデニムをほとんど廃棄しました。捨てる目安としては、傷みが目立ってきたもの、サイズ感が悪くて穿かなくなったもの、ダメージ加工感がされているもの等です。
まだ着れる服を捨てるのは、勿体ないなあと多少心苦しく思うものですが、ここ数年買っていたデニムは、安いものばかりなので、それほど心理的抵抗感がありませんでした。
そのかわりに何を穿いていたかというと、白のストレッチ細身のパンツです。こんなやつ↓
最初はお洒落で嬉しかった白パンツ。でもふと気づくと、こいつも中高年オヤジの定番のパンツとなっていることに気づきました。テレビを見てもチャラいおっさんがよく穿いてます。あるオッサン芸人のトーク番組では、画面の半数のオッサンが穿いてました。自分もおっさんなんですが、なんだか嫌になってきました。
それに、白は汚れやすく気を使うんですよね。すぐ汚れるからバイクだって乗れないし。やっぱりデニムのほうが使い勝手がよいです。
そこで捨てたぶんを補充するため、GAPで色味やシルエットの違うものを5本ほど購入しました。GAPのセール品は安いので、一本2~3千円くらい。
やっぱり新しいデニムはみすぼらしくないし、あらためて見ると、ブルーデニムのほうがバリエーションが多いし、穿きやすい。何しろバイクに乗れるし。
それで新しいデニムを穿きかえるようになって、デニムのメリット・デメリットをあらためて考えました。
デニムのいいところは、収納とメンテナンスに気を使わなくてよいということです。プレスや洗濯をまめにしなくてもいいし、皺などを気にしなくてもいい。いちいちハンガーにかけてしまわなくてもよいから、扱いが楽です。
悪い面は、多少くたびれても、捨てずにいつまでも穿いてしまうこと。古くなったデニム、体型に会わなくなったデニム、傷んだデニムは、オヤジが穿いていると、あまりいい印象はありません。人間がくたびれているのに、衣装もくたびれていると、みすぼらしい感じになるので、早めの処分が大事でしょう。
ということで、デニムはオッサンくさい、という説は気にするのをやめました。