昨日(4月15日)に、マス・ツーへ久々に参加しました。
一緒に走ったのは会社の同僚8名です。美山で桜を見て、小浜で昼食を食べようというスケジュールになっていました。
前回の記事で、春のライディングウェア選びは難しいことと、ウェア選びの基本的な方針について書きました。今回のツーリングでは、ウェア選びを失敗しないように、最高気温でジャケットを決定し、気温が下がっても対応できるように考えました。
具体的に言うと、最高気温は17℃でしたので、メッシュジャケットではなく革ジャンを選択し、内側には防寒性能の高いトレーナーを着て出かけました。暑かったら途中でインナーを一枚脱ぐつもりでした。
結果、大失敗です。もう寒いのなんの。
失敗した理由は、最高気温ばかり意識していて、最低気温の見積りが甘かったことです。京都の山中の国道162号線を北上して小浜に向かいましたが、道路の標識では気温10℃になっていました。(道路の凍結がある地方は気温の標識がところどころにあります。)おまけに山の天気は変わりやすくて、にわか雨も降って、空気が冷たいのと小雨の中で走ると、さらに冷えが増大し、体感的には気温5℃以下でした。
革ジャンは冷えに強くありません。革ジャン自体がどんどん冷たくなって、体温を奪うしで、体の芯まで冷えてきます。途中我慢できないので、持っていたレインウェアを着こんで、さらに革ジャンの下には先日買ったウインドブレーカーを着てみました。風を防げたので多少ましにはなりましたが、それでもやはり寒さは防げず、体は冷えてしまいました。
完全な冬装束で走るべき日でした。大失敗です。
先週末は夏みたいな暑さだったから、そこまで服を着こむ気がしなかったんですよ。もう4月の中旬なので、今日は革ジャンを着て行くくらいでいいだろうと甘く考えすぎていました。
寒さを我慢しながら、なんとか小浜まで行って帰ってはきましたが、4月の京都の寒さを舐めてはいけませんでした。ちなみにツーリングメンバー9人中で、服装選びが適切だったのは一人だけでした。その人は冬用革ジャンの下にウルトラライトダウンを着こんで、冬用のパンツを穿いてきてましたが、他の8人は春仕様で、全員が寒い寒いといいながら走りました。寒いっていうことだけでもだいぶ盛り上がりましたので、楽しいツーリングにはなりました。
美山に着くと桜がまだ咲いていました。しだれ桜が美しかったです。
お昼は小浜漁港の濱の四季で食べました。
どれも美味しそうなメニューばかりでかなり迷いましたが、鯖街道御膳をチョイス。
1700円でしたが、とても美味しくて大満足!これを食べれたので、寒さの苦労が報われました。