半年前に「Beeline Moto」というバイク用の小型ナビ表示デバイスを買いました。
以下がそのときの記事です。
それから活用しているかということですが、残念ながら使わなくなってしまいました。理由は次の通りです。
①スマホのBeelineナビを起動しないと使えないデバイスである。
スマホにBeeline専用のナビソフトをインストールして、行き先を入力することで、このデバイスを使います。デバイス単独ではコンパスにもなりません。
②スマホのBeelineナビには音声ガイド機能がない。
Beeline用スマホナビには、音声ガイド機能がありません。ヘッドセットでナビ音声を聞きたければ、別のグーグルナビを同時に起動させて使う必要があります。
③曲がる位置についての精度がいまひとつ
一応曲がる位置については、距離情報などを表示してくれるのですが、曲がるべき交差点名は、デバイスに表示されません。また、交差点までの距離も正確でないので、つい違う場所で曲がってしまったりします。
正確さを求めるのなら、スマホをバイクに取り付けるのが、一番使い勝手が良いのはわかっています。そうしたくないので、Beeline Motoを購入しました。
表示がシンプルでアバウトな使い方をするデバイスだとはわかってましたが、何かしら情報が表示されると、やはり情報に頼った判断をしてしまいます。最初は自転車用につくられたようですが、バイクの場合だと速度が速いので、曲がる場所を瞬時に決断しないといけません。距離誤差があったり、交差点名がないと、かえって道を間違う原因となってしまいました。グーグルナビで音声だけを聞いていたほうが間違えません。
ということで、Beeline Motoを使わなくなってしまいました。
かわりに、ずっと前から使っているSamsung Gear S3(スマート腕時計)を、Beeline Motoと同じような使い方をしたらどうだろうか、ということを思いつきました。
Gear S3にもグーグルナビと連動するアプリがあって、スマホを出さなくても案内を確認することができるのです。
でも腕時計として腕にはめておくと、運転中に見れないので、バイクに直接取り付けて走ってみることにしました。
腕から外してバイクに取り付けられるようにするため、次の写真のような部品を自作しました。ホームセンターで買ってきた直径54mmの樹脂パイプの継手に、穴を開けて三脚の小型雲台を取り付けただけです。
これに腕時計を巻き付けます。
バイクに取り付けたのが次の写真。ハンドルとの接続部は、Beeline Moto用に取り付けていた金具を流用しました。この金具は現在はアクションカメラ用としても使ってます。
目的地を入れ、スマホのナビを働かせながら、腕時計の画面をサブ表示画面として使ってみました。音声ガイダンスと連動するし、曲がる場所も事前に日本語で交差点の名前を表示してくれるし、表示も距離もBeeline Motoよりも見やすいです。
ああ、Beeline Motoを買う前に、この使い方を試しておけば・・・
ただし、Beeline Motoをつくっている会社とSamsungでは、技術力と開発力のレベル差がありすぎるので、こういう比較は気の毒かもしれません。でもユーザー目線で言えば、Beeline Motoをバイク用に展開するのは、ちょっと無理だったような。
Samsung Gear S3はひとつ前のモデルで、中古を買うと1万円以内で購入できます。バッテリー交換も手先が器用なら自分でできます。一日のツーリングなら、表示も持ちます。アンドロイド派なら、Beeline Moto買うよりこちらのほうがおすすめですね。
お昼は時々行っている蕎麦屋さんで食べて帰りました。窓の外に水車が見えます。
この店のさつま揚げ蕎麦がお気に入りです。
今日はヘッドセットを繋ぎ、BGMをききながら走りました。最近お気に入りのアルバムがTom Misch のGeographyというアルバム。2018年にすごく売れたアルバムのようですが、ドライブに最適です。気持ちいい音です。
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