こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

Kings of leon 再評価

最近アメリカのロックバンドのKings of leonをよく聞いています。

 

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このバンドを初めて知ったのは、2007年に3枚目のアルバムのOn callという曲をラジオで聴いたときです。なんて泥臭い男くさいヴォーカルだ!と気になって調べて、アルバムもすぐに買いました。今まで聞いたことのない、インパクトのある歌い方が気に入って、何度もアルバムを聴きました。

 

でも繰り返し聴いているうちに、歌い方の癖が少し鬱陶しく感じるようになってきました。例えるなら味が濃い特徴のあるラーメンを食べたら、最初は美味しかったけど、そのうち胸やけがするような気がして食べに行かなくなる、という感じですかね。何度も食べたいと思えるのは味の薄い料理だったりするのです。曲も同じでBGMに使うのならば、ちょっとあっさり目のほうがよかったりします。

 

それでこのバンドは聴かなくなってしまいました。ヴォーカルの歌い方がたぶん好みにあわないのだろうと思って、新しいアルバムのチェックもしていませんでした。

 

洋楽の新しい情報は、FMラジオをつけっぱなしにしておかないと、自然に入ってくることはありません。好きな人は、音楽雑誌とかを買って、YouTubeでマメにチェックすると思いますが、私はそこまではしないので、結構メジャーなバンドの存在も知らなかったりします。

 

実は聴いていないうちに、Kings of leonは4枚目のアルバムが大ヒットして、超メジャーバンドに変貌していたのでした。先日Spotifyで、たまたま新しいアルバムをチェックしてみたら、いい曲ばかり。歌い方もややソフトになり大衆受けするようになってたのでした。アルバムもすごく売れてます。日本では知名度ありませんが、UKやUSでは大人気のバンドになっていたのです。

 

アルバムは今年に8枚目が出てます。4枚目からよくなっているので、3枚目で聴くのをやめてしまって、勿体ないことをしました。いまアルバムを順番に購入して聴きこんでます。

 

少し前まで、Belle and Sebastian のヘナヘナした歌い方ばかり聴いていたこともあって、気分がかわったのもよいです。ものすごく気に入っていて夜のドライブのBGMに使っています。

 

男っぽい曲、ワイルドな気分に浸りたいなら、Kings of leon は超お勧めです。最初に聴くなら4枚目の「Only by the Night」からが良いと思います。