琵琶湖北部にある「おにゅう峠」へバイクで行きました。
おにゅう峠は、滋賀県と小浜を結ぶ旧鯖街道のひとつです。今日は滋賀県側から登り小浜のほうへ抜けました。
くねくねと林道を登った峠の上に県境がありました。標高は820ｍ。福井県側の舗装は最近完成したらしく、県境でアスファルトの色が別れています。右が滋賀県、左が福井県です。
見晴らしがよく、いい景色です。季節と時間と運がよければ、見事な雲海が見れるとのこと。紅葉の時期がよいみたいですね。
景色を堪能していざ出発しようと思ったら、急に小雨が降ってきました。あっという間に霧が深くなってきました。山の天気は変わりやすいといいますが、こんな変わり方は初めての経験です。
視界が悪く道路も危ないので、雨がおさまるまで待つことにしました。カッパも持ってきてません。霧の中で記念撮影などをして時間をつぶします。怪人ミステリオ！とか。
３０分ほどで雨が止みました。福井県側に少し峠を下った所にもよい景色の場所がありました。バイクの記念撮影をします。
ここが雲海撮影で有名な場所のようです。雲というよりも霧が風に流されていました。風がないとここの盆地に空気がたまって雲海になるのでしょう。やはり秋か冬の夜明け前くらいに来ないと雲海を見ることはできません。いい写真を撮るためには、早朝に来るか、前の日に来て車中泊です。
関西の絶景スポットとして、知る人は知っている場所ですが、私は今までよく知りませんでした。
数年前までは道が未舗装だったので、ここまで来るのにはハードルが高かったようですね。現在は滋賀県側も福井県側もアスファルトで舗装されているので、バイクやクルマでアクセス可能になっています。
ただし落石が多いです。峠の頂が近づくにつれ、道路上に野球ボールくらいの石があちこちに転がっていますので危ない。私はスピードを落として避けながら走りました。
自動車でも行けますが、道路の幅が狭く片側が崖になっているところがありますので、離合など細心の注意が必要です。私はすれ違いが気楽なのでバイクのほうがいいですね。山上は気温が下がりますからバイクは服装に注意です。
思ったよりも景色が素晴らしかったので、行ってみて正解でした。今度は紅葉の季節、雪が積もる前に行きたいと思います。
今日のグーグルマップのタイムラインは以下の図。走行距離は約300ｋｍでした。朝８時半に家を出て、小浜でお昼に海鮮丼を食べて夕方までに帰りました。
