平日にお休みだったので、淡路島へツーリングに行きました。
ヘルメットにつけたSONYのアクションカメラHDR-AS50を、タイムラプスモードにして写真を撮りながら走りました。
撮影枚数の設定は2秒にヒトコマです。このカメラは、動画はHDまでしか撮れないのですが、静止画は4Kの画質で撮影できるのです。以下は明石海峡大橋を走っている時の画像です。ブログ用の写真としては問題ない画質。
淡路SAに着いて休憩。テラスから橋をデジカメで撮影しました。とてもいい天気で空が綺麗です。
タイムラプスにしていると、給油の風景なども記録できます。でもずっと撮影しているので、枚数が多くなりすぎ。後で不要な画像を削除しないと、HDの容量を無駄に使ってしまいます。2秒にヒトコマ撮影すると、1分で30枚、1時間で1800枚、容量は5GB弱になります。
淡路島の高速道を走るのは何年ぶりでしょう。久しく来てませんでした。天気のいい日に、海と山を見ながらまっすぐの道を走るのはとても爽快です。高速道路を走るのは好きでない私でも、すごくいい気分になりました。
大阪を出発して一時間半くらいで、目的地のひとつである淡路島の南にある淳仁天皇陵へ着きました。第47代の天皇です。神武天皇から順番に回っています。
天皇陵を後にして、本日の主目的である大塚国立美術館を目指します。 美術館は淡路島から橋を渡って四国側にあります。
この美術館は、世界の様々な名画や壁画を、実物大でタイルに焼きつけて展示してあります。一番の目玉はシスティーナ礼拝堂です。天井画に圧倒されます。イタリアに行かずとも、本物の雰囲気を鑑賞できるので素晴らしいです。
今回特に観たかったのはベラスケスの「ラス・メニーナス」です。美術書で、この作品の解説を読んでから、とても興味がひかれました。画家の意図した絵の構図というものは、本の小さな画像ではわかりません。実物大の絵で確認したくなりました。
ここの複製画は写真で複写した画像を陶板に転写したものなので、細部はぼんやりしていますが、離れた位置からみると画家がつくりたかった世界感は堪能できます。陶板の継ぎ目もそれほど鑑賞の妨げにはなりません。
他にも、世界的に著名な洋画や壁画の作品の複製がたくさん展示してありますので、気がつくと4時間ほど経っていました。歩き回ったので、さすがに疲れました。ただ、前回来たときよりは、絵画の知識が増えていたので楽しめました。
疲れても頑張って大阪まで帰らないといけません。日が暮れる前に早めに帰路につきます。
しかし、本四連絡橋の上をバイクで走るというのは緊張しますね。橋は高層ビルよりも高いし、車から景色が見えるように、左右の柵から海が見えます。バイクで走っていると空を飛んでいるような錯覚を覚えます。風が強いとさらにドキドキしますね。自分はアイアンマンのスーツは絶対着れないなあ、と思いました。
帰路は淡路島の高速道を走らずに、西側のサンセットラインを北上しました。時間はかかりますが、天気がいい日は海に沈む太陽を楽しめる道です。
淡路島を走るのもたまにはいいじゃん、ととても満足したツーリングになりました。
ただし、本州に渡ってからの阪神高速が、ものすごく渋滞していてゲンナリしました。垂水ICから摩耶までは、休日の夕方は混雑していますが、平日も渋滞しているとは。遠回りしてでも北から回ったほうがいいですね。