こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

MX-30を試乗

週末にロードスターのメンテナンスがあったのでマツダの販売店へ行きました。作業をしている間に、MX-30を試乗させてもらいました。

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デザインはネットの記事で初めて見たときから、かっこいいなあ、と思ってました。現在展開している鼓動デザインから、男性的でよりSUVらしい頑強なイメージが強くなりました。

 

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頑強になっているといっても、ディテールは繊細な感じです。特にリアのテールランプ周りは、都会的で知的な感じ。MAZDAのロゴを装飾で使っているところもよいですね。とても綺麗な造形だと思います。

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インテリアもなかなか良い感じに仕上がっていました。

 

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内装の装飾コルクを使ったところも質感的には良いと思います。コルク素材の耐久性や汚れに関してはどうかわかりませんが、第一印象は素晴らしい。

 

またCX-30で薄っぺらく感じたドアが、しっかりと厚みの感じるデザインに改良されていたのが好印象でした。

 

値段は300万円弱からにしては、デザインでもっと高級な感じになっています。マツダのデザイナーはいい仕事をしますね。

 

試乗した感じもまずまず。2リッターのエンジンにモーターアシストがついて、トルクフル且つスムーズな足回り。ハンドルもとても軽くて、ドライブが上質なものになる印象でした。

 

 

ひとつだけ気になるポイントは、観音開きの扉。

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後部のドアは、前のドアを先に開いてからでないと、開きません。RX-8と同じです。

 

スタイリングを優先したからなのでしょうけど、使い勝手としてはやはりマイナスポイントです。販売上の足かせになることは、過去の経験からわかっていると思うのですが、ブランド力立て直しに功績のあったデザイン部門の意見が通ったのでしょう。

 

とにかくデザインは素晴らしいと思います。今の時代は車のデザイン性だけでは売れないので、残念ながら売れ行きは厳しそうです。