こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

バイクも体力も余裕のあるエンジンのほうがよい

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在宅勤務を二か月やってすっかり体がなまってしまった気がするので、足腰を鍛えなおすために、ランニングを始めました。

 

といっても、本格的なものでなくて、自宅の近くにある河川敷のサイクリングコースを、4~5キロほど軽く流すくらいです。

 

しかし何年も走っていなかったので、初日は100メートルで息があがり、こんなに走れなくなっているのか、と驚きました。そこで焦らずにゆっくり走るようにしていると、なんとか1.5キロくらいはノンストップで走れるようになりましたので、少し安心しました。

  

私は昔から運動が嫌いな男です。ここ数年は肩こり防止のために、月に一度くらいプールで泳ぐだけでした。しかしそれくらいでは、不摂生な生活と加齢による体の衰えを防ぐ運動量ではないので、体力や体型の劣化を強く感じていました。

 

そこで2年ほど前に思いたって禁煙をし、体調が一時的によくなったものの、気管支の調子が悪くなったり、頭痛の回数が増えたりと、それほど画期的には体調が改善されませんでした。

 

今回、少しランニングやら筋トレをしてみたら、日常的に体が軽くなってきて、体調もすごくよくなってきました。やはり運動は大事だなあ、禁煙や禁酒よりも効果大きいな、と感じている今日この頃です。

 

日々の生活では、走ったりすることも、重いものを持つこともありません。とても楽な生活をしているので、肉体には緊張感もなく、衰えるばかりです。すこし負荷のかかる運動をすると、筋肉をはじめ、体の様々な部分が目を覚まして、体のシステムが機能しはじめた感じがします。

 

体のエンジンも、バイクや車も排気量と同じようなものかなあ、と思っています。

 

日本の道路は、法廷規則を守りながら普通に生活するのであれば、バイクは125ccの小型二輪、車は660ccの軽自動車で十分です。

 

でもそれでは、走っているとき余裕がありません。バイクを400ccから950ccに乗り換えた時は、すごく走るのが楽になりました。やはり排気量が大きいと楽なんですね。

 

人間の体も、体力や筋力の余裕って大事です。100キロ持ち上げられる人が20キロの荷物を運ぶ場合と、30キロしか持ち上げられない人が20キロの荷物を運ぶのでは、感じる負担がだいぶ違います。

 

だから、人間も体力があったほうが、普段の生活が楽というのは、みんな知っていることなんですが、体力の場合は、トレーニングをして鍛えないと上がりませんし、上がっても維持のための運動が必要です。自分の体力管理をきちんとするのは難しいですからね。

 

私ももう少し排気量をあげたほうがいいので、しばらくランニングは続けようと思います。