バイク用のMA-1買いました。
好きなキャラクターのフィリックス・ザ・キャットのプリントがしてあります。売れなかったのか、定価の半額以下の15K円になってました。届いた梱包を開けると、プラスチックのハンガーがいきなり割れたので、だいぶ倉庫で眠っていたもののようです。でも安く買えたので助かりました。
私の冬場のバイクウェアは、いつも革ジャンで、MA-1のような化繊ウェアは持ってませんでした。どちらもバイクウェアとして定番です。一長一短ありますので、比較してみました。
1.着心地
MA-1が圧倒的に優位です。ナイロン製で柔らかく軽いので、固くて重い革ジャンよりだいぶ着心地がよいです。プロテクターを肩、肘、背中にセットしても軽いので、MA-1のほうが楽に思えます。休憩する所で着たり脱いだりもMA-1のほうが簡単です。とにかく軽くて体が凝りません。実は今回それを期待して買ったのですが予想通りでした。
2.空力性能
革ジャンのほうが優位です。表面が固くてしっかりしている革は、風でバヤバタしなくて、柔らかいナイロンのMA-1は少し風を受けとめてしまう感じ。低速では気になりませんが、時速100キロくらいから差が顕著に出ます。MA-1は少し高速は疲れるかもしれません。バタバタしないようにするためには、中にセーターなどの厚手のものを着ると、膨れてバタバタしません。高速道路を長時間走るのであれば、革ジャンのほうがよいかもしれません。
3.保温機能
MA-1が有利です。対策次第では革ジャンも使える感じ。
革は風を確実にカットしてくれますが、冷たい風によって革の表面温度が下がっていきます。冷たくなった革と体の隙間に空気がないと、体温が奪われてしまいます。革ジャンにはキルトのインナーが付属してますが、防寒としてあまり役立ちません。私は、ユニクロのウルトラライトダウンをキルトの代わりに使っています。長そでのダウンに、ベストのダウンを組み合わせる2枚重ねだと極寒でも大丈夫です。
MA-1はさすがフライトジャケット用のデザイン。伸縮性の袖口で空気が入りません。防寒としては機能的です。ただし気温が上がってくると熱がこもります。袖のベンチレーターがないので、服内の温度調節ができません。
4.転倒時の体の保護
これはもう圧倒的に革ジャンの優位性があります。アスファルトの上を滑ると、服は大変なことになります。MA-1は布地が薄いのでボロボロになるでしょう。
でも夏場は革ジャンを着て走っていないので、絶対に革じゃないといかん、ということもありません。
まとめ
高速道路を長時間走るだけのロンツーは、革ジャンがよい感じ。あちこち寄り道が多いツーリングはMA-1のほうがよいですね。うまく使い分けましょう。