ロードスターに液晶タブレットを装着しました。我ながらうまく設置出来ましたので、皆さんの参考になればと思い、記事にまとめておきます。
マツダの最近の車には、マツダコネクトというシステムが標準装備されています。これがロードスターのマツコネのモニター。カーナビの他に、音楽やラジオ、車の各種設定が出来ます。DVDドライブをつけると、DVDの映画も観ることができます。しかし画面の解像度が低いため、映画なんて観れたもんじゃありません。
運転中はTVも観れない仕様になっていますので、かわりに液晶タブレットをモニターのところに置けたらいいなあ、と思っていました。タブレットであれば、NetflixやAmazonからダウンロードした映画や、Youtubeなどを観ることができますし、画面もとても綺麗です。
そこでちょうどいい大きさの液晶タブレットを購入し、以下の写真ように設置しました。置くだけではなく、固定方法と開閉機構に工夫を施しました。
まず装着したタブレットは、HUAWEI の「MediaPad M3 Lite 32GB」です。サイズで選びました。マツコネモニター前にある溝に、タブレットの幅がちょうどぴったりなんです。最初はアマゾンのキンドルをつけていましたが、グーグルマップなどのレスポンスが悪く、またアンドロイドでないと、アプリの追加がめんどくさいので、こちらに買い替えました。
最初は以下の写真のバンドで、車にもともとついていたモニター部の後ろに回して固定していました。しかし、バックモニターを使う際にいちいち外さないといけないので、なにかいい方法はないかと考えていました。
それで、考えに考え抜いた機構が、以下の写真です。バックモニターを使う場合は、タブレットを前に倒せるようにしています。
↓左から見るとこんな感じ。ワイヤーで支えられています。
↓閉じるとワイヤーも収納されます。
写真で見るとなんや、ってな感じですが、思いつくまで苦労したんです。
何を使って作ったのか、材料と部品を説明しておきます。
まずタブレットのヒンジの部分は、マジックテープで作っています。両面テープ付きのマジックテープです。タブレットの下部と、車のモニター前の溝の双方にマジックテープを貼り付け、タブレットをくっつけます。
このマジックテープがいい具合のヒンジになります。これで前後にパタパタできますし、簡単に取り外しできます。でも、マジックテープだけだと、前に倒すと支えが無いので、落ちてしまいます。
その解決方法を説明します。ちょっと見にくいですが、マツコネの裏側にホームセンターで買ってきたワッシャーを二個、両面テープで貼りつけます。裏面は曲面になっているので、平面のワッシャーを貼るためには厚手のスポンジがついた両面テープが必要です。
マグネット付きのフックを使います。これもホームセンターで売ってます。
マツコネの裏につけたワッシャーにマグネットフックをつけます。
フックをタブレットに引っかけることで、取り外し自由の倒れ防止のストッパーになります。
次にリールを左につけます。45度の角度にタブレットを倒して、それ以上前に倒れないようにするためです。
左のリールは以下のようなものです。タブレットの裏側には小さい円盤のクッションを貼ってます。車のモニターに直接裏面が当たって傷がつかないようにするためです。
リースは引っ張ると紐がでてきてまた収納されるもの。使ったのは、パスケースに使うリールです。 アマゾンで3個セットで1200円で買いました。これにマグネットを貼り付けて、マツコネの裏側に貼ったワッシャーに磁力でくっつけます。
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タブレットとリールの固定には、ガラス用のクランプを使います。ガラスを挟んで固定するものです。プラスチックのところをネジで回すと、隙間が狭くなってタブレットを固定できます。
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他は車と接続するオーディオケーブルと、タブレット用の電源ケーブルです。
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最初はブルートゥースで車のオーディオと接続していましたが、映像と音がずれるため、オーディオは線でつなぐことにしました。タブレットのイヤホンジャックと車のオーディオ入力を繋げます。AUXを選んでおくとタブレットの音が車のオーディオから出るようになります。ケーブルがぷらぷらしないようにフックで固定します。
裏側のモニターもこのように開いて瞬時に確認できます。
タブレットのWi-Fiをスマホのディザリングにつなぐと、GoogleMapも使えます。カーナビとして案内をさせることもできます。マツコネの地図が古いとき、行先が見つからないときに、こちらを使うと便利です。
運転中に見るのは危険ですが、タブレットだと音楽ビデオや、映画などいろんなコンテンツを表示することが出来ますので同乗者に何かを観てもらうときに便利になりました。タブレットからの音も車のオーディオで迫力のある音になりますので、映画も楽しめます。
また「オッケーグーグル」の音声認識も使えますので、走りながらグーグルと会話することもできます。便利になりました。