こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

人のオーラについて

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芸能人(お笑いじゃない人)に会ったよ、という人の話を聞いてると、まずは見た目の話。「すごく美人だった」「イケメンだった」「顔が小さかった」「スタイルすごくよかった」などという外見的な特徴を言う場合が多いです。そして「すごくオーラがあった」と雰囲気から感じた印象をいう人がいます。

 

オーラってなんでしょう。霊的なもの?そんなもの見えるわけがありません。人が何か感じるものを言い表す適切な語彙がないため、オーラと言っているのでしょう。

 

では「オーラ」というものは、具体的に何のことを言うのでしょうか。

 

私が定義するオーラは「普段接する人とは全く違う雰囲気」です。日常で、そんな人を見たことないので、びっくりするくらい珍しい雰囲気を感じるので、それをオーラと表現するのだと思うのです。

 

具体的に言うと、例えば所作や動作、表情から感じる自信と落ち着きのようなものですかね。それに整った顔立ちや、美しいプロポーションの体など外見上の美しさがあわさって、オーラとしか言いようのない人間的な魅力を感じるということでしょうか。

 

いつも人から注目され、敬意を持って尊重されている人は、自然と自信のようなものが身につくといわれています。自分に接してくる人が、緊張していたりテンションあがったりすると、自分のほうが落ち着くということもあるでしょう。

 

また芸能人でなくても、ひとつのことに打ち込んだ人はオーラがあるといわれています。スポーツ選手や、何かの達人といわれる人など。剣術で打ち込む場所がない、とかいうのも、達人のオーラのせいでしょうね。

 

その筋の人なども、怖いオーラを持ってますね。「あいつはXXXしたことがあって、XXXな男」などと後で聞いて、やっぱり怖い人だったんだ、とびびるパターンです。

 

オーラがなくなった、ということもあります。すごく活躍していた芸能人が、「あの人は今」的な番組で久しぶりに見ると、すっかり普通の人になっていたりして。人から注目されるということは、何かしらのパワーを受け取っているんじゃないかなあ、という気がします。

 

美しさ、というものは心地よさと言い換えることができます。視覚的な美というものは何か、ということを言いかえると、見て心地よさを感じるものが美であろうと思います。人が自信を持って生き生きしている姿は、見ていて心地よいものです。

 

私は女性のポートレートを撮る事があるのですが、写真を撮っていると、どんどんモデルの人が美しくなっていくように感じるときがあります。

 

最初は緊張していたのに、撮られることでだんだんと自信が出てきて、堂々とポーズをとるんです。そうすると華が咲いたように魅力的に変わっていくんですね。女の人が一番輝くのは結婚式とかいいますが、同じ状況かもしれませんね。だから、女の人は上手いカメラマンにどんどん写真を撮ってもらったほうがいいと思います。