外国文化で町おこし、というのは日本各地にあって、有名な場所としては、長崎オランダ村、志摩スペイン村、東京ドイツ村、名古屋港イタリア村などがあります。建物や料理など、外国気分も味わえる場所です。
山の観光地でよく使うのが「アルプス」というネーミングです。山の景色がいいところで、アルプスというネーミングが使われている場所は多いようです。私はアルプスへ行ったことありませんが、日本の地形や自然だとだいぶ印象が違うような気がします。
兵庫県の丹波篠山にも、アルプスという名前の場所を見つけましたので、どんな感じのアルプスか確認するために行ってきました。
兵庫県のアルプスは、大野アルプスランドという名前です。
この近くは、何度もバイクで走っているのに気がつきませんでした。 バイクで大阪から北へ向かうルートは、猪名川沿いを北上し、兵庫県の12号線を丹波篠山へ向かう道をよく使います。12号線の途中で、猪名川の源流へとそれる507号線があり、それが大野アルプスランドへと向かう道です。507号線は、どこへもつながってなくて、行っても引き返さないといけない道なので、今まで走ったことがありませんでした。
先日に矢田寺の紫陽花の記事を書いたときに、関西にある紫陽花の名所を調べていたら、この大野アルプスランドという場所を見つけたのです。山の上なので、紫陽花の開化は7月からのようですが、気になってるうちに行ってみることにしました。
12号線から507号線へ左折し、しばらく走ってから山道へ入ります。山道を十数分程度走ると、山の上の駐車場へ出ました。近いですね。
駐車所から、徒歩で天文台のほうへ上がります。
猪名川天文台です。
私が行ったときは、たまたま閉まっていたのですが、ここにはプラネタリウムもあるようです。
周囲は山ばかりなので、夜になると星空観察には最適の場所のようです。
アルプスらしい景色は、天文台のある高台から眺めることができます。
なるほど、確かに景色のいい場所ですね。とても眺めがよいです。麓から短時間で、これほどの眺めのいい場所まですぐに来れるとは驚きました。山道は一車線だけですが、一方通行で、離合の心配をせずに山上まで行けます。ちょっと細い道なので慎重に走ったほうがいいですが、舗装もちゃんとしてあり、悪路ではありません。山上に広い駐車場や、トイレもあります。体力を使わずに、楽して景色のいい場所に行きたい人にとっては、とてもいい場所だと思います。体力ある人は、近くに岩巡りというものがあります。
ただ、少々残念に思ったのが、キャンプ場にあった以下の看板です。
どうやら、この場所をキャンプ場として無料で開放していたみたいですが、使用者のマナーが悪く、今年から閉鎖されてしまったようです。せっかく星空を観察できるキャンプ場だったのに、勿体ないですね。こういう場所で、星空を眺めながら一晩過ごすのもよさそうなのですが。
大阪から近いので、紫陽花の咲く7月頃に、お弁当を持って、また行ってみたいと思います。自然の中で食べるお弁当は、コンビニ弁当ではダメですね。幕ノ内弁当がいいです。私は家の近くの新大阪駅で買ってます。
追記:7月に入ってから紫陽花を見に行きました。
駐車場は車でいっぱいでした。この時期が一番混んでるようです。