GW連休最後の日は、大阪河内長野にある岩湧寺(いわわきじ)へ行ってきました。京都や神戸方面は、高速も下道も混んでるので、大阪の南部で、行ったことのない場所はないか探しました。371号線から岩湧山へ登る山道は入ったことがなかったので、行ってみることにしました。
大阪市内からは1時間ちょっとかかります。南阪奈道路の羽曳野ICを出て、少し時間がかかりましたが、それほど遠くありません。
岩湧寺へは、細い山道へ入っていきます。途中から一車線の道になって、離合がちょっと面倒な道ですが、道路の状態は良かったです。
ただ、かなりきつい勾配でのUターンコーナーがいくつかありますので、カーブで車とすれ違わないように注意した方がいいでしょう。
山歩きの恰好で歩いている人が多かったので、人気のあるハイキングコースのようです。南海高野線の天見駅から歩くのでしょうか。
お寺に近づくと、山道に駐車場がいくつかあり、一番近くのP1にバイクを停めて、登山道から岩湧寺へ登ります。
登山道はしっかりと整備されています。
途中に雨乞い地蔵と湧き水がありました。
だんだんと急こう配になってきて、息があがってきました。
途中に滝がありました。行者の滝というそうです。先日行った摂津峡より、だいぶ綺麗に整備されてました。
山道を汗をかきながら20分くらい登ると、「いわわきの森・四季彩館」という綺麗な休憩所がありました。ここには喫茶コーナーがあり、営業もしていました。お茶や水のドリンクも売っていて、喉が渇いていたので助かりました。テラスは山の上の風が吹いていて気持ちのいい場所になってます。
500メートルほど下の駐車場にバイクを停めて、山道を登ってきたのですが、四季彩館の前にバイクを停めてもよいと書かれていましたので、次回はここまでバイクで来ようと思います。
岩湧寺は、四季彩館のすぐ近くにあります。
七世紀の末に役行者が文武天皇に言われてお寺を開いたと書かれています。奈良のお寺は、どこへ行っても「役行者が・・・」と書かれてあります。あまりにも多いので何がホントかわかりません。本堂は江戸時代に建てられたもののようです。
多宝堂は室町時代に建てられた重要文化財です。建物も歴史があって、風格のあるお寺でした。
近くにシャクナゲが咲いていました。カメラをいつものCoolpix Aではなく、D750に24-85mmのマクロ付ズームレンズを持っていってましたので、花のアップが撮れました。
ここら辺りは、なんだか山の気が溢れていて、森林浴の場所としても良い場所です。水脈が豊富にあるからだと思います。修験道のお寺があるところはそういう場所です。
お弁当を買って、四季彩館のテラスで食べたらよかったと思いました。またお気に入りの場所が見つかりました。