こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

アレルギーと糖質の関係性

アレルギー症状があると日々の生活が楽しくありません。身も心も軽くありません。

 

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私もアレルギー症状持ちです。私の場合は主に呼吸器官に症状がでます。鼻が痒くなり、くしゃみが出て、やがて鼻水がひどくなり鼻がつまってきます。鼻が慢性的につまってくると、呼吸を浅くする癖がついてしまって、酸素不足で頭痛や肩こりが頻繁に起きます。夜は口呼吸になり、朝起きると口の中が乾燥していて、口内炎が出来ることもあります。喉も乾燥するので、風邪もひきやすくなります。たまには目も痒くなって、仕事に集中できないこともあります。

 

そういう時はつらいので、アレグラ等のアレルギーの薬を飲みます。少し楽にはなるのですが、数時間経つとまた元に戻る繰り返しです。アレルギーの薬は症状を楽にしてくれても、原因の治療にはなりません。

 

お酒も煙草もやめたので、アレルギー症状も大きく改善するのではと期待をしていました。アレルギーは、飲酒習慣が影響しているのではないかと思っていたからです。例えばアルコールによって腸内の善玉菌が減少し、腸の状態が不安定になって、免疫細胞が暴走しているのだろう、と推測していました。ところが半年間お酒をやめているのに、アレルギー症状が改善されず、むしろ悪化したように思います。私の場合、アレルギーはお酒が原因ではなかったようです。

 

アレルギー症状を対症療法ではなくなんとかしたい、とここしばらく考えていました。体質改善で何か出来ることはないか、ネットでいろいろと探していました。乳酸菌やヨーグルトなどの腸内細菌活性化は、以前からいろいろ試してきましたがそれほど効果はありませんでした。

 

アレルギー症状と腸との関係性ばかり疑っていましたが、いろいろ調べていると、副腎も関係しているというのを見つけました。糖分摂取で血糖値が乱れると、その調整のために副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます。それが続くとやがて副腎が疲労し、コルチゾールの分泌が減るそうです。コルチゾールには、抗アレルギーの働きもあるため、それがアレルギーの悪化を招くという仕組みです。

 

そういえば、思い当たることがあります。断酒してから甘いものを食べる回数が増えていました。砂糖で味付けされた菓子を、夕食後に毎日食べるようになっていました。もともと甘党ではないのですが、お酒をやめたんだから、お菓子くらいいいだろう、と食べるようになっていました。加えて外出した時のアイスクリームや、ちょっと小腹が空いたときなどのチョコレート菓子やホームパイなど、明らかに以前よりも砂糖の摂取量は増えています。

 

少し体重が増えたこともあるので、それらの甘いお菓子類をやめてみることにしました。すると、不思議なことに2週間くらいでアレルギーの鼻づまりは大幅に改善してきました。喘息の息苦しさもほとんど無くなり、呼吸も楽になりました。呼吸が楽になったので、頭痛や肩こりも改善です。甘いもの止めたくらいで、こんなに簡単に体調が変わるのか?と驚きです。

 

私は栄養の専門家でもないし、本でそういう知識を読んで実行しただけですが、確かに自分の体調がよくなってきたので、砂糖が悪影響を与えていたように思えます。ちなみに砂糖が入っていない蜂蜜はやめていません。

 

糖質制限の本をいろいろ読んでいると、マリファナなどはハードドラッグ、アルコールはタバコはソフトドラッグ、砂糖はマイルドドラッグというそうです。確かに甘いものも依存性がありますね。脳内の快楽物質が出ている気がします。

 

とにかくしばらくは甘いものを止めてみて、アレルギー症状がずっと改善されるか、様子を見ようと考えています。

 

追記:副腎の疲労に良い栄養素は良質なたんぱく質、小魚、青魚、野菜。避けるべきは、カフェインだそうです。