こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

週末ログハウスは男のロマンかお金の無駄か

テレビを見ていたら、週末田舎ライフの紹介がされてました。都会に住んで、週末は郊外の田舎の家で過ごすというライフスタイルです。関西は、車で一時間ほど走って市街地から離れると、土地が安く買える場所がありますので、意外と普通のサラリーマンでもそういう生活が可能なのです。最近別荘地として人気あるのは滋賀県の北側あたりですかね。

 

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私は休日に郊外の田舎道を、バイクでうろうろ走っていますので、こんなところに別荘があったらいいなあ、と思える場所をいくつか知っています。森の中の湖や渓流の傍、景色のいい場所にあるログハウスっていいですね。海辺よりも山中のほうが安いです。私は森の中に住みたいです。

 

気に入った場所を見つけて、家に戻ってから、そのあたりの別荘価格をネットで調べてみると、古いログハウスが土地も含めて数百万円で売っている物件を見つけたりして、これくらいだったら貯金で買えるやん、とか思ったり。

でも、冷静に考えてみると、そういう物件が売られているということは、購入したけど不要になった人がいるということ。思いつきで買って、自分のライフスタイルにあってなくて処分したのじゃないかと思います。


仮に800万円の中古のログハウスを買ったとします。20年使うとして、毎年40万円。電気代や水道代、税金、必要な日用品などもいるので、毎年60万円くらいの出費となります。この金額は1.5万円の旅館に年間40回泊まるのと同じです。

 

そう考えると、ひとつの別荘を持つより、贔屓の旅館を4~5件くらい持ってたほうが、いいような気もします。掃除や手入れもいらないし。いろんな場所に行けるし。

 

自分で別荘を所有すると、予約なしで何時でも行ける、自分の好きなように改造できる、知人・友人に貸すとか、いろいろなメリットはあると思います。反面、壊れた箇所を修理したり、いつも同じ場所に行かないといけない、使わないと損をした気になる、等デメリットもあるでしょう。

 

よほど気に入った場所であるとか、釣りが好きで近くにいい釣り場があるとか、定年退職して時間がたっぷりあるとか、園芸や彫刻などの都会では出来ない趣味があるとか、別荘をいっぱい活用できる人には、よい買い物かもしれません。

 

しかし、私のように、あちこちうろうろすること自体が趣味である場合は、同じ場所に何度も通うというスタイルはやっぱりあわないだろうなと思います。

 

ということで週末ログハウスは、私にとってお金の無駄ですな。

 

でもやっぱり森の生活に憧れはありますね~


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