こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

左右違う靴で出勤

先日から久々に体調を崩しました。禁酒禁煙で、最近の自分の体調を過信しすぎていました。

 

先週くらいから鼻水がたくさん出ていて、お腹の調子も良くなかったんです。思えば体調が悪くなっていたのです。

 

私のようにアレルギーを持つ人は、鼻水出てきたらまずアレルギーだろなと思って、アレグラなどの抗アレルギー薬を飲んでしまうんですね。それで、いつもだったらよく効くのに全く効かないなあ、って思ってました。

 

そんな体調の週末は、家で大人しくNetflixやAmazonプライムビデオでも観といたらいいのに、新しいカメラのレンズを買ったものだから、暑い中外へ出て写真を撮ったりしてたんですね。直射日光にあたって歩き回っていました。昆陽池の蝶の温室で汗だくになって、少し頭が朦朧としてきたので、今日はなんだかしんどいなあ、おっかしいなあ、などと思ってました。

 

自律神経もやられたのか、だんだんと咳が止まらなくなり、火曜日から喘息症状になってダウン。水曜まで寝込んでしまいました。風邪のひきはじめだったのだと思います。前回の喘息発作時にもらった薬が残っていたので、それを飲んでおとなしくしていましたが、木曜日に出勤する日の朝もまだしんどくて、ぼーっとしながら会社へ行って、気づいたら左右違う靴を履いていたんです。わー(笑)

 

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やっちまったー。自分の間抜けさを覚えておくため、記録として撮っておきました。同じブランドなので、同じ形、同じ掃き心地で気づかなかったんです。靴下違いは、まああるあるだけど、靴でやるか、俺。

 

病気で朝ぼーっとしていたとはいえ、これは人生で初めての失敗パターンです。恥ずかしいなあ。私は他人の靴をチェックするほうなので、これは絶対バレるなと思いました。昼休みに会社の近くの靴屋に行って、新しい靴を買おうかなと思いましたが、体調がとても悪くて、お昼ご飯にも行く気になれませんでした。

 

お客様相手の商売だったら、これはマナーとして問題ですが、私はだいたい社内で同僚とばかり仕事をしているものですから、深刻な問題ではありません。何かの話のネタにできるかも、と考え方を変えて、誰か気づいて指摘してくれるかなあ、と知らん顔して仕事をしてました。

 

しかし夕方になっても、上司からも部下からも、誰からも指摘されることもありませんでした。体調が悪かったため、定時になるとすぐに会社を出て家まで帰りましたので、誰とも靴に関しては話すことなかったです。黒い靴と黒いスラックスの組み合わせだったので、わからなかったのでしょうかね。黒と茶の靴ならすぐわかったでしょうけど、さすがに私もそこまでは。電車の中で見知らぬ誰かさんは気づいていたかもしれませんが。

 

そういえば、同じような失敗では、スーツの上下を違うものを着ていったり、クリーニングのタグとかプラスチックのクリップをつけたままで一日過ごしたり、そういうこともありましたね。生きていたらいろいろあります。本人はとても恥ずかしいのですけど、他人はそこまで気にしない種類の失敗かも。私も他人の服装の失敗は気にしませんね。

 

週末になりようやく体調が戻ってきましたが、週末は病院へ薬をもらいにいって、外出せずに大人しくしていようと思います。

 

ところで、サラリーマンの皆さんは、革靴を履いていらっしゃると思いますが、どれくらいの価格のものを買って、どれくらいで交換しますか?仕事の種類や環境、靴に対する考え方は一律ではないので、皆さんそれぞれ違うとは思いますが。

 

私はほぼ内勤で、仕事相手は技術者が多いため、それほど服装マナーに厳しい環境ではありません。でも社会人になったばかりの頃は、何が正しいのかよくわからず、靴に関してはいろいろ試行錯誤しました。当初は、リーガルなどの革底の靴を買って、革底がくたびれたら交換をしていました。革底のいいところは、足の裏の形状に馴染んでくるとことですね。履きなれた靴はとても履き心地がいいです。ただ汗を吸うので、一日中履いている靴は、二日は休ませないといけませんし、長年履くのはそれなりに手入れも欠かせません。日本は湿気も多く、雨も多いので、革底を貼り替えて大事に靴をメンテナンスするという気候ではないなあ、と思うようになりました。

 

リーガルを履くのをやめて、ファッション系やインポートの靴などいろんな靴を履いたりしましたが、ここ数年間は、仕事の靴に関しては完全に消耗品と割り切ってます。結局は安く買って早く買い替えるのが、一番コスパがいいというのが私なりの結論です。靴は汗を吸っても洗濯できないのだから、早めの交換が衛生面でも一番です。早く交換すると足の臭い対策にもなります。

 

それで、私が今どういう靴を選択しているかというと、アシックスのテクシーリュクスです。メイドイン・カンボジアですよ。アジア最安の人件費の国です。安い時は6000円代で買えるんですよね。痛んできたらアマゾンで買ってすぐ交換。3足を使い回しています。高級感はありませんが、デザインもダサくはないし、何より軽くて、新品から足に馴染んで靴擦れが全くなく、走れるのがいいです。足の形にあうまで高い靴を我慢して履いてた頃がバカみたいです。

 

また価格が安いというのは、雨が降っても、通勤電車で踏まれても、ひっかけて傷がついても心理的なダメージがないので、精神の安定にはよいです。高い革靴を履いていると、技術開発の現場でひっかけて傷をつけたら落ち込みますし、雨が降ってきても嫌な気持ちになります。安い靴だといろんなことが気になりません。雨だって楽しめるようになります。

 

一つだけ気をつけるとしたら、くたびれるのが早いので、早めの交換が重要です。まだ履けるから、といってずっと履いてると、人間もくたびれたイメージになりますからね。

 

靴に関してはファッション的な要素もありますし、お金をかけるという価値観はもちろん存在します。職業や働く環境によっては、その人のブランドをつくる重要なアイテムにもなります。私の働いている環境では、そこまでこだわる必要性がありませんので、テクシーリュクスが今のところ私にとっては最適解ですね。でもだからといって左右違う靴を履いてはいけません。