こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

コンタクトレンズとバイクの運転

「バイクに乗りたいけど、コンタクトレンズだから心配」という人のために、コンタクトレンズとバイクの運転についてまとめました。

 

私の裸眼視力は0.1以下のド近眼です。近眼の人はご存知だと思いますが、眼鏡は度数が増えれば増えるほどると、かけたときにレンズ越しの目が小さく見えます。瞳がちっちゃくなるし、視野も狭くなるので、私は普段コンタクトレンズをつけています。

 

コンタクトレンズには、ハードレンズとソフトレンズがあります。装着感が自然なのはソフトレンズですが、目の異常がわかりにくいデメリットがあります。私は装着感よりも眼病が心配なので、異常がわかりやすい酸素透過性のハードレンズにしています。半年ごとに交換をしています。

 

ハードレンズのデメリットは、ゴミが目に入ると痛いこと。花粉シーズンでは、アレルギーもあって、目に花粉が入ったときなんか痛いのなんの。目が開けられないときがあります。

 

そういうトラブルがあるため、バイクに再び乗り始めるときに、コンタクトレンズのことが心配でした。(ちなみに学生時代にバイクに乗っていたときは眼鏡をかけていました。)

 

心配は、

 

1.バイクで走っている最中に、目にゴミが入って見えなくなったら?

2.瞬きをしているときにコンタクトレンズがずれてしまったら?

 

という二つです。幸いなことに目はふたつあるので、片目にトラブルがあっても視力が失われることはありませんが、片目でも見えなくなると危険です。特に高速を走っていると、路肩にバイクを停車させて目をなんとかすることはできません。(実は一度だけやったことありますけど・・・)

 

道路は車が走り粉塵が舞っています。また山の中は空気は綺麗ですが、季節にっては花粉(春は杉やヒノキ、夏はブタクサ等)が舞っていて、目に付着する場合があります。花粉の季節で風の強い日は大変ですよね。バイクの場合は強い風の中を歩くのと同じです。

 

しかし心配ばかりしても仕方ないので、バイクに乗り始めたのですが、リスクを最小限にするために、風が目に入らないようにフルフェイスヘルメットにはしました。顔に密着するバイクゴーグルのほうが花粉対策になるかなと思いましたが、目に入らなくても顔につくので、フルフェイスのほうが良いと思いました。

 

バイクに慣れてきた頃に、ジェットヘルメットも被るようになりましたが、やはり目のトラブルはおこりやすくなりました。フルフェイスのほうがコンタクトレンズへの対策になります。私は高速を走る日はフルフェイス、街乗りだけの日はジェットと使い分けています。

 

あと時々やってしまうのが、整髪剤をつけてから、すぐヘルメットを被ってしまうこと。整髪料の中には揮発成分が含まれていて、ヘルメットの中に成分が充満してコンタクトレンズの目に刺激を与えることがあります。メットをかぶる1時間以内は整髪料はつけないようにしたほうがよいです。

 

花粉症の方は、ウェットティッシュ、コンタクト用目薬、アレルギーの飲み薬を持って走ると安心です。

 

コンタクトレンズでもバイクに乗れるという話でした。

 

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