バイクツーリングでの楽しみのひとつに温泉があります。
特に真夏と真冬のツーリングでは温泉が欠かせません。
真夏の暑い最中、上からは太陽に照らされ、下からはアスファルトとエンジンの熱気で熱せられて、汗だくになりながら走っているとき、こんな暑い中、俺はいったい何をしてるのか、と自分でも馬鹿じゃないかと思うのですが、温泉に入って汗を流してさっぱりすると、ああこの瞬間のために今日はあったのだ、と思えます。
また、冬場に予想していた以上に気温が低くなったり、山の中の温度が急激に下がったりしたとき、走るほどに風で体温が奪われ、体がすっかり冷えきってしまうことがあります。自力で体温を上げるのが難しくなるほど凍えた体を、体の芯から温めてくれるのが温泉です。この世の全てに感謝したくなるほど、ありがたさを感じます。
そんな瞬間を知っているバイク乗りは、やたら温泉に詳しかったりします。私も走る方面で、いざとなったら飛び込める温泉は、ツーリング前にチェックしておきます。今回は、大阪から北の方へ走るときに私がよく利用している温泉を、いくつかご紹介します。
湯の花温泉 烟河
亀岡の方へ走るときに時々利用しています。宿泊施設ですが、午後4時までは、宿泊者以外でも利用可能な温泉。ランチとのセットが贅沢気分を味わえます。
スプリングス ひよし 温泉 プール
関西圏のツーリングライダーであれば、一度はバイクを停めたことのある場所だと思います。日本海側へ走るときに小休止する場所です。温泉とプールがあります。冬場のツーリングでは生き返る場所です。
武田尾温泉 紅葉舘 別庭 あざれ
宝塚方面へ走るときにたまに利用する場所です。隠れ家的な温泉で雰囲気がよいのでよく行ってます。近くの有馬温泉も昔はよく利用していましたが、最近観光客が多くなりすぎたので、行かなくなりました。
福知山温泉 養老の湯
福知山方面に走るとき、たまに思い出して利用する温泉です。
雄琴温泉 湯元館
日本海の小浜や敦賀まで走って、湖北道路を戻って帰るときに、疲れをとるために利用している温泉です。ホテルですが、日帰り温泉の利用が可能です。おごとの泉質はとてもよいと思います。お風呂はいくつかあって、檜ぶろ、露天風呂など楽しめます。
温泉はたくさんありますが、大阪から1時間くらいの場所が、一番利用頻度が高くなります。ちょっと遠出して疲れたときの帰りに、温泉に入ってゆっくりしてから、帰途につくパターンが多いですね。
そういえば、2020年から温泉マークが以下のように変わるらしいです。2013年にISOマークになっている人物入りのマークになるとか。ちょっと微妙かな・・・