HenlyBeginsのシートバッグPROⅡを購入しました。
安物のシートバッグばかり使っているせいか、シートバッグというものに好印象を持っていませんでしたが、このバッグは、デザイン、剛性、質感、使い勝手ともに文句なし。素晴らしい製品です。デイトナさんありがとう!
購入したのは、型番DH-758のMサイズです。SCR950に取り付けるとこんな感じになります。バッグの両サイドは拡張しています。
以下の写真のイージーリングベルトN25Bが取付け用として付属してました。シート下に真ん中のリングがくるように取り付けます。フックの形状が二つずつペアになっているので、バッグがないときは、ベルトだけをシート上で固定できます。
ただ、SCR950のシートはボルトで固定するようになっているため、このベルトをシート下にいちいち装着するのは面倒です。といって、ベルトを付けたままにしておくのも、タンデム時のパッセンジャーにとって邪魔になります。
そんな人のために、この中央のリングからベルトを外せるようになっていました。カラビナのようになっているのです。とてもよいアイデアですね。
ちょうどサドルバッグの取付部が適切な位置だったので、外したベルトを結びます。ベルトの先のわっかにくぐらせると簡単です。
(※PROについているツーリングベルトN25Bの場合。旧モデルについているツーリングベルトN25Aはこうしたヒバリ結びができないようです。)
ベルトの余った分は、タイヤに巻き込まないよう、くるくると回してマジックテープで固定できます。これも便利。
バッグの装着テストを兼ねて、いつも行っている淀川BBQエリアまで走りました。しっかりと固定されて、走行中にぐらぐらしたりしません。
今回このバッグを購入したの目的は、キャンプ道具をバイクに積むためですが、心配なところがあってしばらく躊躇していました。
その理由はふたつです。まずライディングポジションへの影響です。SCR950はシートがフラットで、ライディングポジションの自由度が高いところが気に入っています。シートバッグを取り付けると、上についてるテールランプがストッパーになって、バッグが後ろに下がりません。座れる部分が狭くなって運転中に腰を下げれなくなるのが嫌だなあ、と思っていました。
もうひとつは、バイクへのまたがり方です。高さのあるシートバッグを取り付けた場合、正面キックでバイクにまたがりますが、SCR950はシート高さが830センチあるので、ハイキックになります。私は身長180センチで足の長さに余裕はありますが、体が硬くて、足を上げる動作で、どこか筋でも違えたらと心配でした。
それらの理由があるので、SCR950に大きなシートバックはつけたくないなあと思っていました。でもやはりバイクでもキャンプに行きたいので、奥行きが短く高さが低く、幅の広いバッグを探して、このバッグを選びました。
実際にバッグを取り付けて試乗してみると、少し心配し過ぎだったような気がします。ライディングポジションも、ハイキックも問題なさそう。もっと大きなバッグでもいけそうです。このシリーズのLLサイズは奥行きが2センチ伸びるだけなので、それでもよかったかもしれません。キャンプ道具を積むなら、たくさん入るほうがいいですから。
まあ、左右のサイドバッグがあわせて20Lあるので、Mサイズでも泊まりキャンプに行けると思います。もっと容量が欲しくなればLLサイズを追加購入するかもしれません。その場合、Mサイズは旅行にも使えるサイズだから無駄にならないと思います。
さて、この日はバッグに3x3タープを収納して、公園でパスファインダー張りの練習をしました。カラビナを忘れていて、前はとめれませんでしたが、上手に張れたと思います。パスファインダーの中は、結構広くなるので、タープ泊に使えるデザインです。
そして、ペレットストーブの試運転。ネットで他の人が使っているのを見て、欲しくなって買ってしまいました。
二次燃焼で炎が綺麗にあがります。煙もほとんどありません。ストーブはアマゾンで1600円、ペレットはロイヤルホームセンターで10キロ1000円で買いました。次回のキャンプで使ってみようと思っています。