こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

趣味はバイクです

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ひとから趣味はなんですか?とか聞かれたら、「バイクです。」と答えています。

 

大型バイクを所有していますし、休みの日に天気がよかったらバイクでどこかに出かけているので、嘘ではありません。

 

しかし本当にそうかといわれると、自信がありません。なぜなら、私が思う「趣味がバイク」といえる人は、以下のどれかに該当する人だからです。

 

1.バイクのメンテナンスを自分でやる人

2.古めのバイクをカスタムして大事に乗っている人

3.サーキットなどにバイクを持ち込んで走りこんでいる人

4.家にバイク専用のガレージがある高級バイク所有者

 

やっぱり人生の中でバイクの存在が大きく、バイクを大事にしている人こそが、「趣味はバイク」と宣言することができて、私のように「メンテナンスの手間をかけたくないし、故障リスクも最小限にしたいから、国産メーカーのバイクを買う」「バイクは実用品なので、見た目のカスタムにお金をかけるのは無駄」「転ぶのが嫌だから、安全運転第一」と言っているような男は、「なんちゃってバイク男」であり、正しく「趣味はバイク」という生活をしている方に対し、恥ずかしい限りなのです。

 

でも「趣味は何ですか?」と聞かれて、「最近は関西の史跡めぐりが好きですね。最近はまっているのは、古墳ですよ古墳。宮内庁が指定したインチキな埋葬者指定について、文献と地理的状況から、国民に対する歴史欺瞞について考察するのが楽しくて・・・」というような話をすると、「あ、この男はめんどくさい系の男だ」と思われ、間違いなく女性に敬遠されるでしょう。

 

それよりも「趣味?ああ、大型バイクに乗ることかな。休みの日には、よく日本海のほうへ走りにいってるよ。バイクは風を感じるのがいいよね。」と言うと、「まあ!この人は少年心を持ったアクティヴな男らしい人だわ。素敵!」と好感を抱いていただけるので、イメージアップにとても便利なのです。

 

普段からオタク知識をひけらかし、アニメや映画などのインドア趣味があるような話題をさんざんしておきながら、バイクの話題をさりげなく出して、こうみえても実は男らしいのだよ、という感じで使うと、意外性の演出もできて効果的です。

 

しかし残念ながら「趣味は乗馬です」というのには全くかないません。乗馬が趣味という言葉には、「家柄がよさそう」であるとか「もしかしたら馬主?」といったニュアンスが含まれていて、友人にも学◆院大学の人がいそうです。私も乗馬をやろうかな、と最近思っています。

 

それに「趣味はバイク」というのは、「昔ヤンキーであった」あるいは「現役のヤンキーである」というネガティブイメージも抱かれかねない、諸刃の剣的なところもあるので、普段から人畜無害的な雰囲気を出せてる人のみが使えます。目つきが悪くて、タンを道に吐いたり、禁煙場所でタバコを吸ったり、マクドナルドやコンビニの店員に偉そうにするような反社会的なオーラを持った人は言わないほうがいいでしょう。

 

しかし明らかに「趣味は車です」という平凡さには余裕で勝利しており、「趣味は映画です」や「趣味はカラオケです」に対しては、間違いなくアドバンテージがあります。

 

でも本当のところは、私もバイクが趣味かというと、そうでもないのですよね。バイクに乗るのは好きですが、行く場所や行動に意味があって、バイクは手段であると思っています。でも人から趣味はなんですか?とか聞かれたら、「バイクです。」と、堂々といつも答えていますよ。ええ。女性の好感度上がりますからね。当たり前じゃないですか。