SCR950を購入してから4年過ぎました。タイヤの溝も浅くなってきたので交換しようと思っています。
現在ついているタイヤは、前輪はブリヂストン:TRAIL WING TW101【100/90-19 57HW】
後輪はブリヂストン:TRAIL WING TW152【140/80R17 69H W】となっています。
別のタイヤに変更する場合の方向性は次の二通りがあります。
①今よりもオフロードの走行力を上げる。(ただしオンの走行性能は落ちる。)
②今よりもオンロードの走行力を上げる。(ただしオフの走行性能は落ちる。)
ブリヂストンで候補を探してみました。オフ性能アップのタイヤとしては、BATTLAX ADVENTURECROSS AX41というタイヤがよさそうです。悪路でもがっつりと大地をグリップするパターンとなっています。
このタイヤはチューブレスでしか使えないものとチューブを使えるものがあるようで、サイズによって異なるようです。SCR950はスポークホイールのため、チューブが必要となります。必要なサイズのタイヤ仕様を確認すると、どちらもチューブが使えるようでした。
100/90-19 M/C 57Q TL(チューブ使用可)
140/80B17 M/C 69Q TL(チューブ使用可)
上の番号を見ると、このタイヤの速度記号はQになってます。対応表ではQは160km/Hでした。今つけているタイヤの速度記号はHで210km/Hです。
160km/Hでは、高速道路走行は余裕がなくて危ない気がします。SCR950の最高速度は167km/Hです。まあそこまでスピードを出したことはありませんし、出すこともないでしょうけど、140km/Hまでは出す可能性はあります。
最高速度が160km/Hというスペックなのは、高速走行を想定していないのでしょう。未舗装道路向けのタイヤですね。舗装がどこでもしっかりされている日本の道路には合わないタイヤです。
タイヤのオフロード性能を上げると、高速性能が下がるだろうとは思ってましたが、実際のタイヤのスペックを確認すると、思ったよりも性能が下がるということがわかりました。
逆にオンロードの性能アップ(高速をもっと走りやすく)するタイヤも探してみました。最近高速もよく走っています。
よさそうなのは、BATTLAX ADVENTURE A41 という製品です。アドベンチャーと名前がついているので、スクランブラーにもフィットしそうです。
これもチューブタイプに使えるものと使えないものがサイズによってありました。適合サイズはチューブが使えます。
100/90-19 M/C 57V TL(チューブ使用可)
140/80R17 M/C 69V TL(チューブ使用可)
速度記号はV(240km/H)になってます。車重は今のタイヤと同じですね。30km/H上がっているので、アスファルトへのグリップ力は上がっているのでしょう。ブリヂストンの製品紹介のページには、ホンダのアフリカツイン(2018~)に採用されているタイヤだと記載されてました。
アフリカツインはオフも走るバイクなので、このタイヤはよいのかもしれません。高速道路をより快適に走るための、ひとつの選択肢でしょうか。
しかし、このパターンのタイヤにすると、SCR950らしさが薄れるような気がします。SCR950のスクランブラー的な要素がオフロードのハンドルがついているだけ、になってしまいます。うーん。
まあ、結局は同じタイヤがいいのかもしれませんね。なんちゃってスクランブラーでも、そこを気に入って買ったのですから。他のタイヤに変えるくらいだったら、バイクを買い替えたほうが良い気がしてきました。
さてタイヤ交換をどこでするかですが、私は車もバイクも、ディーラーさんにお願いするのではなく、タイヤ交換専門会社でお願いしています。そういう所での交換作業を見ていると、無駄な動きがなくて、とても関心します。値段も少し安くなりますので、有難いです。
関西になりますが、私がいつもバイクをお願いしているところはこちら。↓
ロードスターのタイヤはこちら↓でお願いしています。
指定タイヤの在庫はまず無いので、先に連絡して入荷をしてもらってから、交換に行きます。他にもタイヤ専門のお店は多いので、ご参考までに。それと、本記事に載せているタイヤは、SCR950への適合を保証しているものではありませんので、注文前に業者さんにご確認ください。