こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

夏のバイク汗疹

やっと梅雨が終わったかと思ったら、もうすっかり夏ですね。

 

まだ8月になっていないのに、連日気温が33度を超えるようになってきました。私が住んでいる大阪は、夏の間は気温も湿度も高いので、初夏になるとゲンナリします。

 

私は汗をかきやすい体質なので、夏になると悩まされるのが「汗疹(あせも)」です。

 

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バイクを所有していなかった頃はインドア派でした。暑い夏にわざわざ外に出かけるなんて、とか思っていましたから汗疹で悩むことはありませんでした。でもバイクに乗り始めると、どんなに暑くてもバカみたいに外に出かけてしまうようになったので、汗疹に悩まされることが多くなりました。

 

夏場に汗をかくのは当たり前だし、嫌いではありません。しかし、いったん汗疹になってしまうと、2週間以上赤い湿疹が消えず、痒みもあるのでとても不快です。私がよく汗疹になる場所は背中や胸です。できれば汗疹にならないよう気をつけたいところです。

 

汗疹を調べてみると、3種類に分類されていました。角質内に汗がつまる水晶様汗疹、表皮内につまる紅色汗疹、真皮内につまる深在性汗疹と三種類に名前がついています。深い場所で汗がつまるほど、ひどい炎症になり、治るのに時間がかかります。

 

 

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体温を下げるために汗は出ます。汗疹になる理由は、短時間に汗を大量に出そうとして汗管がオーバーフローしてしまう状態です。普段から汗が出やすい私の場合、外気温が暑かったり、動き回ったりすることで、汗管の許容量以上の汗を出そうとしてつまってしまうのでしょう。

 

それと中年の皮下脂肪で、汗管が細くなっているのだと思います。背脂がしっかりついてるのでしょう。

 

ですから夏に汗をかかないようにするためには、気温の高い日は外へ出ない、暑い日は激しい運動をしない、ということがまず大切です。そして、汗をかいたら放置せずに、シャワーを浴びて汗を流し、体を拭くことも必要でしょう。

 

今年は出来るだけ汗疹にならないようにしたいので、対策をまとめてみました。

 

①気温と湿度はまめにチェックして、暑い時は外で動き回らない。

 

まず、気温が高い日は、外に出ないようにするのがやはり一番です。私の体感的には、33℃は注意、35℃以上は出かけない(特にバイクでは)方がよいと思います。どうしてもバイクに乗りたい場合は、朝5時くらいに出て、昼までに戻ってくるくらいがよいですね。朝ぐずぐずして、お昼にバイクに乗って出かけるというのが最悪です。

 

②服装は大きめの体に密着しないものにする。

 

それでも出かけるときは、服装が大切です。まず体にフィットしたTシャツやタンクトップはよくありません。少しくらいの汗であれば、綿の生地が吸ってくれますが、湿度が高いと蒸発せずに、シャツ下の湿気が逃げません。私は結構タイトなTシャツやタンクトップを着ることが多くて、それが汗疹の原因となってました。

 

汗疹対策としていいのは、生地が体に密着しない緩めのサイズで、通気性のある服です。例えばゆったりとしたアロハシャツ。 

 

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ただし、アロハシャツを着ても、陽にあたりすぎると汗疹は出ますね。

 

街乗りくらいならいいだろうと、アロハシャツを着て、炎天下をバイクで一時間くらい走りました。走っているときは風が通ってものすごく涼しく、体温が下がるのですが、帰ってから数時間たって背中に汗疹が出ました。

 

日光が強いと陽の光で体温があがっていたのですね。通気性をよくしても、汗がつまることはあるので、気温を気にするのが一番だと思います。

 

夏のバイクの場合は、汗が乾きやすいTシャツの上に、長袖の涼しいメッシュジャケットを着て、出先で脱いでアロハシャツを羽織るくらいがいいのかと思います。

 

③汗をかいた後で汗を拭く、汗が乾いたら新しい服に着替える。

 

クーラーのきいた車で出かけても、真夏の屋外を歩いたり作業したりするとすぐに汗びっしょりになります。そんな時、車に戻ったらクーラーがあるので、つい汗の処理をさぼってしまうことがあります。汗もひいたし大丈夫だろう、と思って車を運転して家に戻ったら、背中に一面汗疹が出来てしまっていたことがありました。

 

車の中はクーラーが効いているので、汗がひいたと考えてしまっていたのですが、実は背中に汗をいっぱいかいていて、車の運転中背中がシートで蒸れてしまうことがあります。

 

やはり出先でも汗をかいたら拭くことが大事ですね。全身を拭けるボディシートを車に積んでおきましょう。汗拭きは、薬局で売っている小さいものではなく、ホームセンターで売っている大きなものがよいです。それと、着替えを持って行くことも必要です。汗をかいたら体を拭いて着替えます。もちろん帰ってからのシャワーも忘れてはいけません。

 

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夏に汗をかくのは普通のことですが、汗を放置しておくと汗疹になって厄介です。小まめに気を付けたいと思います。

 

でもやっぱり対策は、汗をかかないのが一番ですね。暑さ指数28以上のときは外に出ないようにするのが一番です。

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