るり渓の近くにある船谷山に登ってみました。
大野山に登ったときに、遠くの山上にあるゴルフボールのような白い球形の建造物が見えので、何かだろうと調べてみたら、船谷山にある国土交通省の観測所でした。
そこからの景色もよさげだったので、別の日に登ってみることにしました。ちなみにゴルフボールの正体は、下の写真にある雨雲レーダーです。
観測所の北側には鳥居もありました。
この山の標高は730ｍ。そこそこの高さです。
景色をぼんやり眺めていると、ぽつぽつと雨が降ってきました。山の上の天気は変わりやすいのに、また雨具を忘れました。
天気が悪かったため、遠方までの景色を見通すことは出来ませんでした。でも周囲に高い山もなく、見晴らしがよい場所です。
ここは大阪府、京都府、兵庫県の三府県境に近い場所いで、一応大阪府内になります。大阪府は高い山が少ないから、府民にとって貴重な場所かもしれません。
標高が高く、山にかかる雲のようなものを見下ろすことができました。雲海とまではいえませんが、いい雰囲気です。
上空を見ると、雨雲の隙間から明るい太陽が時々覗いていて、たぶん２～３時間滞在していたら、雨が止んだ後の虹も撮影できそうでした。でも雨具もなくて、雨を避ける場所もありません。いつ雨が止むかもわかりませんから、早々に下山しました。
この場所への行き方
標高730ｍではありますが、歩いたのは最後の２０分ほどの緩やかな坂道だけです。
173号線から、"るり渓"に向かう道は、天王亀岡線といい、途中に、“遊馬らんどグラスホッパー大阪深山”という乗馬施設があります。そこから山へ登る細い道があり、バイクで登って、観測所道路の門前から徒歩で登りました。
山道は車の離合が出来ない細い道で、舗装のアスファルトもところどころ割れていて、スポーツタイヤでは危ないです。また、お馬さんやポニーさんもいるので注意が必要です。
