お天気がよく気温も上がってきたので、西国三十三所の日本海側のお寺へ行くことにしました。
まずは京都縦貫自動車道経由で、天橋立の近くにある成相寺(なりあいじ)へ向かいました。大阪は割と暖かかったのですが、さすがにまだ2月中旬なので、山の中の高速を日本海へ向かって走ると、だんだんと風が冷たく感じるようになりました。防寒はしっかりしていましたが、体がだいぶ冷えてしまいました。
高速道路を走っていると、日本海が近づくにつれて道路に雪がだいぶ残っているのが目立つようになりました。成相寺は500メートルほど登った成相山の中腹にあります。お寺の駐車場には下の写真のようにたくさん雪が残っていました。雪を背景にバイクの写真を撮るのは初めてです。木の向こうに成相寺の五重塔が写っています。
お寺の境内も雪かきをした雪がたくさん残っていました。屋根は雪がないので、だいぶ前からの雪が溶けずに残っているのですね。しかし、これだけの量の雪を見るのは何年振りでしょうか。関西でこれだけ積もることはないので、日本海側に来た事を実感しました。
お寺で御朱印をいただいてから駐車場に戻ると、成相山パノラマ展望台へ「徒歩40分、車5分」との案内看板があったので、登ってみることにしました。道路にも雪が残っているので、バイクで登れるか少し不安でしたが、車の轍でアスファルトが見えていたので、慎重にゆっくり登りました。
展望台に着いた風景です。見事な雪景色でした。雪は予想していなかったので、なんだか得をした気分です。
展望台からは天橋立が見えます。絶景です。来てよかった!
成相寺を後にし、丹後の海岸線を左手に見ながら、舞鶴の松尾寺へ向かいます。いい天気なので、走って気持ちよかったです。 途中で自撮り。
松尾寺は舞鶴の煉瓦パークの少し東に走ったところにありました。
松尾寺も少し山の上にあるので、雪が残っていました。
本堂は美しい屋根の建物です。雪景色もあっていい感じ。こちらも来てよかった。
江戸時代の建物だそうですが、もっと古い建物に見えました。寒い場所にある木造建築は傷みが早そうですね。
御朱印をいただいて早めに帰路につきました。帰りのルートは、舞鶴若狭自動車道です。
久しぶりに往復300km以上走りました。よい天気だったので、気持ちのいいツーリング日和になりました。