こばるとライダー日記

Soliloquy of a man riding a motorcycle and a convertible

SCR950にあうバイクファッション

SCR950はお洒落ななバイクなので、バイクウェアもカッコよくしたいです。

でもバイクウェアは、まず安全性においてプロテクターをどこまで装着するか、最初に考えるべきですね。


背骨、胸骨、肩、肘、膝、腰、足首、手、いろんなプロテクターがあります。ライダーによって、バイクの乗り方、事故のリスクへの考え方、安全運転の考え方、いろいろ異なりますので、自分の乗り方と価値観にあわせて選ぶのが良いと思います。


私の場合だと、バイクの乗り方はかなり慎重な方なので、プロテクターは最小限でいいと思ってます。具体的には、上半身は肩と肘、背中にソフトプロテクターの入ったジャケット、足首までのバイク用ブーツ、あとはバイク用の手袋くらいあればいいです。街乗りしかしない時は、ブーツと手袋以外は普通の服で乗るときもあります。下半身のプロテクターはつけません。


そしてどういう雰囲気のバイクファッションにするのかということですが、私は、おしゃれに大切なのは、サイジングと清潔感だと思っています。おっさんの不潔でだらしない感じの服装はいただけません。


まず体型は最低限お腹が出ないように維持することが基本です。メタボ検診に引っかからなければオッケーだと思います。私は酒飲みなので、太らないように、炭水化物の量などは気をつけています。運動はそれほどしませんが、月に一度は必ずプールへ泳ぎに行って、自分の体型のチェックをします。


パンツと靴について

お洒落かダサいか、大きく差が出るのは、下半身だと思います。私はダメージデザインが入っていないデニムを愛用しています。カジュアルで綺麗めになりますし、デニムはメーカーがたくさんあって、太さや生地のバリエーションも多く、自分の体型にあったものを探せるからです。


バイクは膝を曲げて乗るので、乗ってる時にズボンの裾が上がってしまいます。スニーカーを履いて白い靴下を出して走っているライダーを見ることがありますが、バイクがどれだけカッコよくてもダサい印象を受けます。デニムは乗った時の長さを考えて長めにしておくべきです。ここで大事なのがデニムの太さ。太すぎると、裾を長めにした場合引きずってしまいます。ズボンの裾が擦り切れてると不潔な印象になります。タイトなデニムにして、足首まであるハイカットブーツを履いておくと、裾を引きずらないし、バイクに乗った時に靴下が見えません。


かといって、あまりにも細いスキニーを履くと、脚全体を圧迫してしまうので、太くなくて細すぎないちょうどいい具合のデニムを探さなければいけません。パンツを買いに行っていろいろ試着するのは確かに面倒くさいので、つい適当に決めてしまいがちですが、お洒落な人とダサい人の違いはサイジングの妥協をするかしないかだと思います。その店であうものがなければ何も買わないという決断力も必要です。自分の欲しいサイズが無かった場合、協力してくれた店員さんには誠意を持って謝ればいいのです。


私もいろいろ試して、DIESELなどのハイブランドデニムを履いていたこともありましたが、今はGAPに落ち着きました。GAPはサイズやデザインが豊富で、シーズンごとに変わるので、自分に合うものを見つけやすいです。GAPは安いしバーゲンもよくやってるのでリーズナブルです。ただ、履いてるうちにウェストのサイズが伸びてくるなど、自分に合うサイズを見つけるまで、何度か買いなおしました。真冬は、デニムだけだと寒いので、EDWINの防寒用デニムに防寒下着を合わせています。オーバーパンツは暴風と防寒に効果的なので、遠出する時には履くようにしています。


ブーツは、あまりバイクっぽくないものを探しています。ただ左足はシフトで痛んでくるので、バイク用を履かないとすぐにダメになります。私が現在履いているのはデグナーのブーツです。それとスニーカーに見えるハイカットブーツを履いています。


ジャケットについて

ジャケットはカジュアルに見えるものを選んでいます。私はシングルライダースが好きで、春秋冬に着ています。バイク用のパッドが入るものになるので、バイクウェアメーカーから選ぶことになります。革ジャンを選ぶ場合のサイジングは、インナーに何を着るかによります。真冬用のものと、春秋用のの二種類を持っています。


バイク用のライダースジャケットは、取り外しできるインナーがついていますが、防寒用途としては役に立ちません。革のライダースジャケットは、防風にはなるのですが、たいして防寒にならなくて、真冬にバイクに乗ると、ジャケットの表面温度がすごく下がります。そこで体との間に空気層をつくるために、付属のインナーは外して、下にユニクロのウルトラ・ライトダウンを着ています。薄くて暖かくなかなか優れものです。長袖とベストの2枚重ねをすれば強力な防寒対策になります。真冬のライディングにも耐えられます。氷点下で走る場合は、腰にカイロを貼っておくとよいです。


冬より厄介なのは真夏のほうです。信号待ちのエンジンからの熱気はたまりません。Tシャツで乗っている人をたまに見かけますが、安全上も紫外線対策的にも、半袖はよろしくありません。私はTシャツの上にメッシュ入りの長袖ですね。


ヘルメットについて

メットは今はHARISSONのジェットヘルと、SHOEIのシステムヘルメットを使いわけています。ゆるゆるのヘルメットは危ないですが、きつめのヘルメットは頭が痛くなるのでサイジングは重要です。高速だと風切音がうるさくてストレスになるので防音性能も大事です。HARISSONのメットはデザインだけで買いました。マウスガードが後頭部に収納できるようになっていて、お洒落ですが、ゴムがゆるゆるになってきます。

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グローブについて

グローブもデグナーのジップタイプのものを使っています。マジックテープで手首に固定するものは、時々外れることがありますので。
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その他

それと帽子は必須のアイテムですね。短髪にしていない限り、ヘルメットで髪型がぺちゃんこになりますので、ヘルメットを脱いだら必ず帽子です。帽子は折りたためるものをバイクにいつも載せています。


どんな格好で乗るのも、本人の勝手なのですが、バイクのライダーは見られていますので、できるだけカッコよくしたいですね。